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博多華味鳥の
こだわり

博多の郷土料理水たきの歴史

慶応年間にその起源を持つ「水たき」は、別名「博多煮」と呼ばれるように、ここ博多を本場として各地に広まりました。

水たきが料亭の味として登場した当初は鶏肉の水煮とスープを楽しむシンプルな料理でしたが、それをもっと美味しい現在の水たきに完成させたのは博多のごりょんさん(商家の女将さん)達でした。

「家族にもっと美味しく、滋養のあるものを」と豆腐や野菜などを加え、家庭料理としてアレンジしたのです。この野菜たっぷりの家庭の水たきが巷に広がり、その後料亭へと取り込まれ、博多の味として親しまれていきました。

創業者の想いが結晶した銘柄鶏九州産華味鳥とは

創業者である河津善陽が鶏肉販売を始め、美味しさの秘訣は、原点である鶏自身である事に気付き、創業者自ら養鶏に携わり現在の「華味鳥(はなみどり)」が生まれました。

澄んだ空気が満ち、たっぷりと陽光が降り注ぐ開放鶏舎で、海藻やハーブ、ぶどうの絞り粕や木酢液などと共に、腸内環境を整える「華味鳥専用飼料」を与え健康的に大切に育てた鶏です。

肉の色がみずみずしく、もも肉は華やかなピンク色である事から「華味鳥」と名付けられました。鶏肉特有の臭みが抑えられ、はっきりとした旨みと歯ごたえがあり、自信をもってお勧めできる味です。

水たきは、スープに始まり、スープに終わる。スープのこだわり

創業者が「命」とまで語るこだわりのスープこそ、水たきの真髄です。

そのスープは、九州産鶏の脚ガラと華味鳥の丸鶏を使用。「鶏かさね炊き」という独自の製法で、ミネラル水とともにじっくりと時間をかけて炊き出します。

選び抜かれた素材と製法が生み出すスープは、濃厚ながらもすっきりとした口当たり。コラーゲンもたっぷり含まれており、美にも嬉しい一杯です。
まずは、この自慢のスープを心ゆくまでお愉しみください。


「また来たい」の心をつくる、華味鳥の真心と挑戦おもてなしの心

“おもてなし”の想いへの対談

渡辺私たちは、お料理だけでなく“空間”や“時間”を味わっていただくことを大切にしています。特に観光で訪れるお客様にとって、二時間という限られた時間で、いかに心地よく過ごしていただけるか。 女将やスタッフの細やかな気配りで、「また来たい」と思っていただける空間づくりを心がけています。

坂田その通りですね。中には一生に一度しか来られない方もいらっしゃるので、その二時間が心に残るよう、最大限のもてなしを尽くします。 「美味しかった」だけではなく、「また来るね」と言っていただけるのが最も嬉しい言葉です。

松田たとえば銀座に来られるお客様も、「福岡で食べて良かったから」と言ってくださる方が多くいらっしゃいます。 福岡の体験が各地の店舗への来店につながっていると思うと、一回一回の接客の重みを感じます。